茨城 県立高校水泳部の生徒 練習中の飛び込みでけい椎骨折

今月4日、茨城県内の県立高校の水泳部の生徒が、練習でプールに飛び込んだ際、プールの底に頭を打ってけい椎を骨折しました。
生徒は通常に登校しているものの、回復まで1か月ほどかかる見込みだということで、県教育委員会は、高校や小中学校に対し、事故防止に努めるよう求める通知を出しました。

県教育委員会によりますと、今月4日の午前10時すぎ、県立高校の水泳部が学校外の室内プールを借りて練習していたところ、スタート台から飛び込んだ生徒がプールの底に頭を打つ事故がありました。
事故当時、プールサイドには顧問の教員がいて、生徒はプールから上がって痛みを訴え、救急搬送されたということです。
生徒はけい椎を骨折していて、現在は退院して通常に登校しているものの、回復まで1か月ほどかかる見込みだということです。
学習指導要領では、学校の水泳の授業では、原則として飛び込みは行わないことになっていますが、事故を受けて県教育委員会は8日、県内の高校と小中学校、それに特別支援学校に対し、部活動などで飛び込みを行う際には事故防止に努めるよう求める通知を出しました。