鳥インフル 八千代町と坂東市でニワトリなどの移動制限解除
茨城県は、鳥インフルエンザウイルスの検出を受けて、八千代町と坂東市の養鶏場の半径3キロ以内で行ってきたニワトリなどの移動の制限を、18日午前0時に解除しました。
先月3日に八千代町の養鶏場で、先月10日に坂東市の養鶏場でそれぞれ高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出され、茨城県はそれぞれの養鶏場の半径3キロ以内をニワトリや卵などの移動を禁止する「移動制限区域」に、半径3キロから10キロ以内をその地域からの出荷などを禁止する「搬出制限区域」にしていました。
2つの養鶏場ではそれぞれ110万羽余りのニワトリの処分が終了し、「搬出制限区域」は今月12日に解除されていました。
その後も周辺で新たな鳥インフルエンザの発生がなかったことから、県は18日午前0時に「移動制限区域」についても解除しました。
これで、県内の農場で鳥インフルエンザによる制限区域の設定はすべて解除されました。
今シーズンは全国的に鳥インフルエンザの発生が相次いでいて、県内の農場でもこれまでに6件確認され、処分されたニワトリなどはおよそ430万羽に上っています。