野球の独立リーグ 茨城アストロプラネッツがキャンプイン

野球の独立リーグ、BCリーグで昨シーズン南地区を制した茨城アストロプラネッツが、9日、キャンプインし、新たに指揮をとることになった伊藤悠一監督は、今シーズンの目標に南地区2連覇と日本一を掲げ、選手たちを鼓舞しました。

キャンプは、球団事務所がある笠間市の旧笠間市立東中学校で、9日から始まりました。
練習前に伊藤悠一新監督は、BCリーグ南地区の2連覇と日本一を目標にすることを選手たちに伝えました。
そして、海外で調整している選手を除く28人の選手が参加して練習が行われ、4時間ほどかけてストレッチやボールを使ったトレーニングなどをしました。
キャンプは来月3日までで、BCリーグや社会人などのチームと練習試合をし、コンディションやチーム内の連係力を高めていくことにしています。
伊藤新監督は「ようやくキャンプインし、ここからスタートなんだという気持ちがわき上がってきた。選手には『この1年で人生を変えよう』と伝えた。夢を追える時間は限られているので、一日一日を大切にしてほしい」と話していました。
チームは来月8日、龍ケ崎市のTOKIWAスタジアム龍ケ崎で埼玉武蔵ヒートベアーズと開幕戦を行います。

新監督を迎え入れてキャンプが始まることについて、茨城アストロプラネッツの土田佳武外野手は「新監督は選手に寄り添って、親身になってコミュニケーションをとってくれる。キャンプでは毎日の練習を大事にしていきたい」と話していました。