つくばみらい 中学校教員が成績など入ったUSBメモリー紛失
茨城県つくばみらい市の教育委員会は、市立中学校の教員が生徒の名前や成績などの個人情報が入った私物のUSBメモリーを紛失したと明らかにしました。
つくばみらい市の教育委員会によりますと、市立中学校で英語を担当している40代の教員が、2年生全員78人分の名前やテストの成績などの個人情報が入った私物のUSBメモリーを紛失したということです。
教員は英語の教材を作ろうと今月20日にUSBメモリーを自宅に持ち帰りましたが、23日になって紛失していることに気づき、24日、学校に報告したということです。
教育委員会では、個人情報が入った記録媒体を校長の許可なく学校の外に持ち出すことは禁止していますが、教員は許可を得ていなかったということです。
これまでに個人情報が流出した被害は確認されていませんが、学校は2年生全員の家庭を訪問して説明と謝罪をしているということです。
つくばみらい市教育委員会は「個人情報を紛失してしまい、大変申し訳ない。今後は、記録媒体の学外への持ち出しを禁止するなど、再発防止に努めたい」としています。