「全国高校生花いけバトル」の茨城大会 水戸

高校生が生け花の出来栄えなどを競う「全国高校生花いけバトル」の茨城大会が、水戸市で行われ、参加者たちが熱い戦いを繰り広げました。

「全国高校生花いけバトル」はことしで6回目の開催です。
全国大会への出場権をかけて、26日、水戸市のショッピングモールで行われた茨城大会には11校から2人ひと組の24チームが参加しました。
用意された花器に合わせておよそ100種類にのぼる切り花や枝物を使って5分の制限時間の中で作品を作り上げます。
そして、生け花作家など3人の審査員が作品の出来栄えと丁寧に元気よく花を生けていたかなどを採点して勝敗を競いました。
生徒たちは試合開始のゴングが鳴るとキビキビとした動きで、枝物や花を取りにいったあと真剣な様子で花を生けていました。
このうち鹿嶋市の鹿島学園高校からはベトナムや中国からの留学生も参加し、大きな枝物などを使って迫力ある作品を作り上げていました。
大会では、常陸大宮市の県立小瀬高校のチームが優勝し来年1月下旬に香川県で開かれる全国大会の出場権を得ました。
参加したベトナムからの高校2年生は「一生懸命できました。それが一番よかったです」と話していました。
大会の様子を見ていたひたちなか市の30代女性は「スポーツとは違ってこういうお花の大会もあるのかと知り、びっくりしました。生徒たちが頑張っている様子を見て感動しました」と話していました。