クレーン車と車衝突し2人死亡 センターライン越えか 河内町

15日朝、茨城県河内町の県道で大型クレーン車と若い男女5人が乗った乗用車が衝突し、このうち乗用車の男性2人が死亡しました。
警察は、2台のどちらかがセンターラインをはみ出した可能性があるとみて、事故の詳しい状況を調べています。

15日午前6時40分ころ、河内町平川の県道で大型クレーン車と乗用車が衝突しました。
警察によりますと、乗用車には16歳から18歳の若い男女5人が乗っていて、いずれも病院に搬送されましたが、このうち男性2人の死亡が確認されました。
2人のうち1人は運転席に乗っていたとみられています。
ほかの3人は搬送した際に意識はあったということで、病院で手当てを受けています。
また、クレーン車の運転手にけがはないということです。
事故があった県道は、利根川の堤防沿いを走る幅5.5メートルほどの片側1車線の直線道路で、見通しは比較的良く、事故当時、路面はぬれていたということです。
15日午前の現場では、衝突した乗用車は車の前の部分が大きく壊れ、クレーン車は道路わきの斜面に傾いた状態で止まっていました。
警察が亡くなった男性2人の確認を進めるとともに、2台のどちらかがセンターラインをはみ出した可能性があるとみて事故の詳しい状況を調べています。