茨城県最低賃金引き上げ 店は原材料価格高騰と重なり厳しさ増

茨城県の最低賃金が今月から32円引き上げられ、時給911円となりました。
ひたちなか市の日本料理店でもパートの時給を引き上げましたが、原材料価格などの高騰と重なり経営環境は厳しさを増しています。

茨城労働局は、労働者や経営者などの代表でつくる審議会の答申に従い、茨城県の最低賃金を今月1日から32円引き上げて時給911円とすることを決めました。
これを受けて、ひたちなか市の日本料理店では、これまでは880円から900円だったパートの時給を、今月から920円に引き上げました。
店の従業員は、今月からの賃上げについて「物価も上がっているので、給料があがるのはうれしい」と話していました。
ただ、新型コロナウイルスの影響で売り上げが感染拡大前の3割ほどにまで落ち込んでいることに加え、料理に使う小麦粉や油などの価格高騰や、電気代、ガス代の値上がりもあり、店は、今回の賃金引き上げの経営への影響は大きいとしています。
店のおかみの萩谷旬子さんは「食材費などが上昇する中で人件費も大きくなり、このまま値上がりが続くとメニューの価格の見直しも必要になってくる。無駄を省きながらできる限りのサービスをして、1人でも多くの客に来てもらえるようにしたい」と話していました。