オミクロン株対応ワクチン 水戸市で保育士などに接種始まる
新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種が茨城県内でも今週から始まり、このうち水戸市では保育園や幼稚園で働く人などから優先的に接種を進めています。
新型コロナのオミクロン株に対応したワクチンについて、水戸市はまずは保育園や幼稚園、それに小中学校で働く人たちを対象に、26日から集団接種会場とクリニックの2か所で接種を開始しました。
このうち集団接種会場ではモデルナのワクチンを使用し、一日あたり100人から120人程度への接種を予定しています。
事前に予約して会場を訪れた人たちは、順番に医師の問診を受けたあとワクチンの接種を受けていました。
40代の保育士は「子どもをだっこするなど保育園は密な環境なので、お互いにうつさない、うつされないことにつながるものという安心感があります」と話していました。
オミクロン株に対応したワクチンの接種は、従来のワクチンで2回目までを終えた12歳以上のすべての人が対象となっていて、水戸市は来月以降、前回の接種から5か月以上経過している人に、順次、接種券を発送していくことにしています。
水戸市保健予防課の江畑有人主事は「自分や周りの人を守るために、ぜひワクチン接種を検討してほしい」と話していました。
県内では、このほか城里町と八千代町でも25日からオミクロン株に対応したワクチンの接種が始まっています。