スポーツクライミングリードW杯 茨城出身 森秋彩選手初優勝

スポーツクライミング、リードのワールドカップがスロベニアで行われ、女子は、茨城県つくば市出身で18歳の森秋彩選手がワールドカップ初優勝を果たしました。

スポーツクライミングの「リード」は、壁を登った高さを競う種目で、2年後のパリオリンピックでは「ボルダリング」と合わせた2種目の総合成績で争う「複合」の中の1つとして実施されます。
今シーズンのワールドカップ第5戦は、3日、スロベニアで男女の決勝が行われ、このうち女子は茨城県つくば市出身の森選手が、日本勢でただ1人、8人で競う決勝に進出しました。
森選手は、多くの選手が脱落した中盤の難所を柔軟性の高さを生かして突破すると、東京オリンピックの金メダリストで、今シーズンのワールドカップで開幕戦から4連勝と圧倒的な強さを見せてきたスロベニアのヤンヤ・ガンブレット選手を超える高さまで登ることに成功しました。
その結果、森選手は今シーズンのワールドカップ初出場で、初優勝を果たしました。
森選手はこれまでリードのワールドカップでは2019年にスイスで行われた大会で3位に入ったのが最高でした。
森選手はワールドカップで初優勝を果たしたことについて「しばらく間が空いてしまって、緊張と不安でいっぱいだったが、予選が始まってからは1本1本、楽しめたのでよかった」と振り返りました。
そして、イギリスで開催される次のワールドカップに向けては「今回の優勝を自信にして、同じように楽しんで次は完登して優勝したい」と意気込みを語りました。
また、この春から大学に進学した森選手は「勉強の割合が増えて大変だが、クライミングが大好きな気持ちは変わらない。勉強もクライミングも頑張ってどちらも充実している」と充実感をにじませていました。