「防災の日」洪水の危険を想定 避難呼びかけ訓練 水戸

「防災の日」の1日、水戸市は、台風で市内の川が増水して洪水の危険が迫っているという想定で、市民に避難を呼びかける訓練を行いました。

この訓練は、3年前の台風19号で水戸市では那珂川が氾濫し、住宅700棟余りが浸水するなどの大きな被害を受けたことから、水戸市が毎年行っているものです。
1日の訓練には水戸市のほか、市内の高齢者施設や避難所に指定されている施設などが参加し、台風による大雨で市内の川が増水して洪水が発生する危険が迫っているという想定で行われました。
訓練で、市の職員たちは、防災無線や防災ラジオを通じて高齢者施設や市民に避難を呼びかける手順を確認しました。
市によりますと、台風19号では避難の呼びかけなどの情報を防災無線から得た人は20%ほどにとどまったことから、SNSやメールで避難を呼びかける訓練も行ったということです。
また、市の職員は、避難先として空き室を活用できるよう協定を結んでいるホテルに対して受け入れを要請するファックスを送ったり、去年新たに導入したスマートフォン型の無線を使って避難所運営の態勢を確認したりしていました。
水戸市防災危機管理課の洞内裕史課長補佐は「災害時には正確な情報を入手することが被害の軽減につながると考えているので、正確な情報が確実に伝わるよう取り組んでいきたい。市民の皆さんにも、いざというときに正確な情報をどう入手するか、確認してほしい」と話していました。