茨城県 コロナ陽性者のネット登録 19日から申請受け付け

茨城県 コロナ陽性者のネット登録 19日から申請受け付け

茨城県は、新型コロナの感染拡大でひっ迫する医療機関の負担を軽減しようと、重症化リスクが低い人が国の承認を受けた抗原検査キットで自ら検査を行い、陽性だった場合、インターネットを通じてその情報を登録してもらう「陽性者情報登録センター」を19日開設し、申請の受け付けを始めると発表しました。

これは、17日、茨城県が記者会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、新型コロナの感染拡大でひっ迫する医療機関の負担を軽減しようと県は、19日、「陽性者情報登録センター」を新たに開設し、申請の受け付けを始めます。
県内に住む人が国の承認を受けた抗原検査キットで自ら検査を行い、陽性だった場合、インターネットのセンターの専用ページで検査結果などを入力し、その情報をもとに医師が感染の有無を診断します。
そして、感染が確認された場合、保健所に報告され、利用者にも通知がいく仕組みです。
申請期間は、19日から今月末までで、時間は19日は午後3時から翌朝10時まで、今月20日以降は正午から翌朝10時まで受け付けます。

また、県は、症状がある人に対して抗原検査キットを自宅に無料で届ける取り組みも新たに始めます。
希望者は専用ページで名前や住所などを登録すれば、2日程度で届けられるということです。
受け付けは一日あたり1000人分を上限としています。
申請期間は19日から今月末までで、時間は19日は午後1時から午後3時まで、今月20日以降は午前10時から正午までです。
ただ、陽性となった場合のインターネットでの情報の登録は県が配布した抗原検査キットに限らず、国が承認した市販の検査キットの結果や県内の無料検査拠点で行った結果でもできます。
抗原検査キットの配布と陽性者情報のオンライン登録は、いずれも65歳未満で、基礎疾患がなく、妊娠しておらず、症状が一時的な人が対象です。
茨城県感染症対策課の山口雅樹課長は「医療機関に行かずに発生届けが出るので、受診まで必要が無いという人は利用してほしい。一方で、症状がある人で重症化リスクが高い人は受診をお願いしたい」と話していました。

茨城県が8月19日から運用を始める「抗原検査キット送付センター」と「陽性者情報登録センター」の手順や対象になる人などについてまとめました。

【どこのページ?】
「抗原検査キット送付センター」と「陽性者情報登録センター」の申請システムは、茨城県のウェブサイトからアクセスすることができます。
これに先だって、18日正午から、県のウェブサイト内に、案内のページが設けられる予定です。
申請には、名前や連絡先、それに症状などを入力したうえで、運転免許証など、茨城県内に住んでいる本人だと確認できる書類の画像を添付する必要があります。
また、「陽性者情報登録センター」の場合は、これに加えて、検査の結果を撮影した画像を添付する必要があります。

【症状が一時的な人とは?】
「抗原検査キット送付センター」と「陽性者情報登録センター」は、いずれも重症化リスクが低い人が対象です。
県は、具体的な条件として、65歳未満で、基礎疾患がなく、妊娠しておらず、症状が一時的であることを挙げています。
このうち、症状については、目安として、4日程度続く場合は、症状が続いていると考えて発熱外来を受診してほしいとしています。
また、症状が重い場合も、速やかに発熱外来を受診してほしいとしています。
判断に迷う場合は、「新型コロナウイルス感染症受診・相談センター」や電話相談体制を整備している医療機関などに電話で相談してほしいとしています。
受診・相談センターの受付時間は、午前8時30分から午後10時で、番号は029−301ー3200です。

【水戸市の人は申請できるの?】
重症化リスクが低い人を対象とした陽性者のオンライン登録は、水戸市も9日からはじめています。
また、水戸市は症状があって重症化リスクが低い人を対象に、抗原検査キットを8月末まで毎日ドライブスルー形式で無料で配布しています。
県によりますと、水戸市に住む人でも、65歳未満で、基礎疾患がなく、妊娠しておらず、症状が一時的であるという条件を満たしていれば、県の「陽性者情報登録センター」に登録の申請を行うことができます。
また、抗原検査キットの配布についても同じように条件を満たしていれば申請することができます。

【感染者数はどこで発表?】
新型コロナウイルスの自主検査で陽性だった人がオンラインで登録を行うシステムをめぐっては、千葉県のシステムで、感染者数の計上先が東京都になっていたことが明らかになっています。
同じようなことはないのか取材しました。
茨城県によりますと、「陽性者情報登録センター」に登録された情報をもとに医師が陽性と診断した場合、登録した本人が住む自治体の保健所に発生届が提出されます。
このため、茨城県が毎日集計して発表している感染確認の人数に計上されるということです。