動物の夜の生態を観察「夜の動物園」 茨城 日立

茨城県日立市の動物園で、ふだんは見ることができない動物たちの夜の生態を観察できる催しが開かれています。

「夜の動物園」と名付けられたこの催しは、「日立市かみね動物園」が夏休みにあわせて開いていて、通常は午後5時の閉園時間を午後9時までに変更しています。
先月オープンした猛獣の展示施設では、昼間は寝ていることが多いトラやジャガーが夜間は活発に動き回り、訪れた家族連れなどの人気を集めています。
アジアゾウの餌やりも披露され、長い鼻を使って葉っぱがついた竹を引き寄せて器用に食べる様子が観察できます。
家族と訪れた40代の男性は「夜の動物たちの姿は初めて見ましたが、動きが活発で、子どもも興奮して見入っていました。夏休みの思い出になりました」と話していました。
日立市かみね動物園の飼育員の中本旅人さんは「ふだんは見ることができない夜の動物園の様子を多くの人に楽しんでもらえたらうれしいです」と話していました。
この「夜の動物園」は15日まで行われます。