茨城県では発熱で受診はダメなの? 県の呼びかけの真意は

発熱しても“すぐには”医療機関にいかないで。

新型コロナウイルスの感染が急拡大し、発熱外来や救急医療が非常にひっ迫しているとして、茨城県は、重症化するおそれが低い人は、すぐに発熱外来を受診せず、自宅での静養に努めるよう呼びかけています。

では、熱が出たらどうすればいいのか、取材しました。

(取材 NHK水戸放送局 鈴木瞬記者)

茨城県は、今月5日、65歳以上の高齢者、または基礎疾患がある人、妊娠中の人、症状が続いている人を除いた重症化のおそれが低い人は、症状が出てもすぐに発熱外来を受診せず、まずは自宅での静養に努めるよう呼びかけました。

自宅で静養しているとき、どのように過ごせばいいのか。県によりますと、新型コロナに感染しているかもしれないと考えて、ほかの人との接触を避けてほしいとしています。

静養しても熱が下がらなかった場合は、かかりつけ医がある人は、まずは電話で相談してほしいということです。かかりつけ医がない場合は、県が「新型コロナウイルス感染症受診・相談センター」(029‐301‐3200・午前8時30分〜午後10時)を設けていますので、電話で相談することができます。

個人差はありますが、4日ほどたっても熱が下がらないなど回復しない場合はセンターに電話したうえで、受診を検討してほしいと呼びかけています。

逆に、そこまで至らずに、数日以内で熱が下がって回復したらどうすればいいのか。その場合は、日常の生活を送って問題ないということです。ただ、マスク着用や消毒の徹底など基本的な感染対策をとってほしいとしています。

新型コロナに感染しているかどうかわからないままだと仕事に戻っていいのかとか、人によっては保険の関係で困る人も多いと思います。
県は、発熱外来が混み合わないようにするため、自分で検査をして遠隔で陽性か陰性かを判断する仕組みを導入できないかどうかを検討しています。
こうした仕組みは、水戸市では始まりましたが、県としては、ほかの自治体で導入されている方法を参考にしながら茨城にあった方法はないか模索しているとしています。