洞峰公園グランピング施設整備計画 県の住民説明会で賛否の声

茨城県つくば市にある県の公園、洞峰公園にグランピング施設などを整備する計画をめぐり、県による住民向けの説明会は31日が最終回で、参加者からは計画の抜本的な見直しを求める厳しい声が上がった一方、賛成の意見も聞かれました。

洞峰公園はつくば市の中心部にある県の公園で、公募で決まった民間企業の事業グループが、グランピング施設やバーベキュー場などを新たに整備する計画です。
県は、この計画について先月、4回にわたって説明会を行い、最終回の31日は、およそ130人が参加しました。
この中で公園を運営する事業者は、バーベキュー施設の場所を子どもの遊び場から離したり、グランピング施設の周囲に柵を設けて景観に配慮したりと、計画の一部を見直すと説明しました。
また、県の担当者は運営を民間に任せることで毎年度の県の支出をおよそ6000万円削減できるなどと説明しました。
参加した住民からは、子どもが遊ぶ公園で飲酒をされると怖い、住民などの意見を聞かずに進められた計画で、初めから考え直してほしい、などといった厳しい意見が相次ぎました。
一方で、子どもと一緒に実現を楽しみにしているなどといった賛成の意見もありました。
県によりますと、4回の説明会には合わせておよそ370人が参加したということで、説明会での意見や今月末まで行っているアンケートの内容なども踏まえてさまざまな選択肢を検討していくとしています。
参加した80代の男性は、「柵を作ったり木を伐採したりと公園の環境が大きく変わることを心配しているが、具体的な答えは得られなかった」と話していました。
一方、60代の女性は「前回の説明会では反対意見が多かったので、賛成の声も上げたいと思い、改めて参加した。高齢の母も元気なうちにグランピングに行ってみたいと話していて、前進を期待している」と話していました。