茨城県 個人情報が記録されたパソコン 2年前から所在不明に

茨城県は、およそ1000件分の名前や住所といった情報が記録されていたパソコン1台が、2年前から所在が分からない状態になっていると発表しました。
パソコンは故障していてデータも削除してあり、県は、これまでに個人情報が流出した形跡はないとしています。

所在が分からなくなっているのは、茨城県の農業経営課が使っていたデスクトップ型のパソコン1台です。
パソコンには農業に関する貸付制度を利用した個人名や法人名およそ1000件分と、住所や貸付金額などのデータが記録されていましたが、12年ほど前にパソコンが故障したため、データを削除したうえで保管していました。
その後、3年前の8月に備品の管理状況を確認したときにはこのパソコンも確認されましたが、おととし8月の確認では所在が分からなくなっていたということです。
県ではパソコンなどを紛失したときには情報システム課に報告することになっていますが、農業経営課は、県庁内にあるものとみてパソコンを探していて、2年の間、報告しておらず、今月21日になってようやく報告したということです。
県は、パソコンを修復するなどすれば削除したデータを元に戻せるおそれがあるとしていますが、現在のところ、個人情報が流出した形跡はないということです。
茨城県農業経営課の菊地敦志課長は「県民の皆様に大変なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と陳謝しました。