来春開校の2校は「つくばサイエンス高校」と「IT未来高校」

茨城県教育委員会は、来年春に開校する2つの新しい県立高校の名前を「つくばサイエンス高校」と「IT未来高校」に決め、科学技術やIT分野で人材育成を担うことにしています。

茨城県教育委員会は、つくば市と笠間市にある2つの県立高校を改編し、来年春、新たに2つの県立高校を開校させることにしています。
新しい校名は現在の「つくば工科高校」が「つくばサイエンス高校」、「友部高校」が「IT未来高校」となりました。
「つくばサイエンス高校」は来年春の募集定員が240人の予定で、科学技術関連の研究者や技術者、起業家などを目指す生徒の学びの場として実践的な教育を行っていくということです。
また、「IT未来高校」は来年春の募集定員が80人の予定で、IT分野で活躍できる人材の育成を目指し、プログラミングなど多様な専門科目を設置するということです。
県教育委員会は2つの高校の開校について、生徒の興味関心や進路希望の多様化、それに社会情勢の変化に対応するため県立高校の改革の一環だとしていて、新たなカリキュラムに対応できる専門的な教員の確保など開校に向けた準備を進めています。