ひたちなか市が暴力団事務所使用禁止の仮処分申し立て

ひたちなか市は今月、暴力団幹部ら2人が死亡する発砲事件が発生した市内にある極東会系暴力団の事務所について27日、裁判所に使用禁止を求める仮処分を申し立てました。

ひたちなか市北神敷台にある極東会系暴力団の事務所では今月7日、暴力団幹部ら2人が死亡する発砲事件が起きました。
この事件を受けてひたちなか市は27日、近隣住民などの安全を守るためとして水戸地方裁判所にこの事務所の使用禁止を求める仮処分を申し立てました。
ひたちなか市の大谷明市長は「市民の安全を確保するため県警や県弁護士会と協議し、暴力団事務所の使用禁止を求める仮処分を申し立てることにした。引き続き、市民の不安を払拭(ふっしょく)するため最善を尽くしていく」とコメントしています。