茨城大学のボート転覆 6人全員救助 那珂川の河口付近

16日午前、茨城県を流れる那珂川の河口付近で、茨城大学の教授や学生ら合わせて6人が乗ったプレジャーボートが転覆しました。
全員が救助され、病院に運ばれましたが、軽症で命に別状はないということです。

16日午前11時すぎ、茨城県の那珂川の河口付近でプレジャーボートを操縦していた茨城大学の教授から、「船が転覆した。3人は船につかまっていて3人が流されている」と通報がありました。
付近にいた船や消防の水上オートバイなどにより6人全員が正午までに救助され、病院に運ばれましたが、軽症で意識があり命に別状はないということです。
海上保安部や茨城大学によりますと、転覆したのは茨城大学のプレジャーボート「茨大丸」で、理工学研究科の49歳の男性教授が操縦していたほか、35歳の女性の研究員と22歳から36歳までの男女の学生4人が乗っていたということです。
海上保安部の調べによりますと、ボートはしじみの調査をする目的で日立市の日立港を午前10時ごろに出港し、鉾田市と茨城町、それに大洗町にまたがる涸沼に向かっていましたが、那珂川の河口付近で高波にあおられて転覆したということです。
転覆した当時、波の高さは1メートルで水戸地方気象台によりますと波浪注意報が出されていたということです。

茨城大学の広報室は、「事故の原因を究明するとともに、水上調査における安全管理を改めて見直し、再発防止に努めたい」とコメントしています。

現場に近い場所で釣りをしていた男性は、「港に消防車や救急車が来て騒然としていたので驚いた。港に曳航されている転覆した船を見たとき、小さな船だと思った。あの大きさの船だったら、転覆してもおかしくないほど波が高い時があった」と話していました。