“来年もきれいな花を” 偕楽園で「梅の実落とし」 水戸

日本三名園のひとつで梅の名所として知られる水戸市の偕楽園で、来年もきれいな花を咲かせるために梅の実が熟す前に収穫する「梅の実落とし」が行われています。

「梅の実落とし」は、梅の実が熟す前に収穫して栄養を木に残すことで来年もきれいな梅の花を咲かせるために、毎年、この時期に行われているものです。
作業員たちは梅の木の下にシートを敷き、長さ4メートルほどの細い竹ざおで枝を揺らして、大きさ3センチほどの青い梅の実を次々と落としていきました。
偕楽園公園センターによりますと、ことしは3月下旬にも雪が降るなど開花後の気候が安定していなかったため実の付きが悪く、去年の5分の1程度の2トンほどの収穫を見込んでいるということです。
梅の実は、おととしと去年は新型コロナウイルス対策として人が集まるのを避けるため、一般には販売されませんでしたが、ことしは3年ぶりに、11日、一般販売を行うことにしています。
茨城県偕楽園公園課の安達尚伯課長は「初夏の風物詩として、偕楽園の梅を梅干しや梅酒などにして楽しんでほしいと思います」と話していました。
偕楽園の「梅の実落とし」は10日も行われます。