250種類のコケを集めた企画展 坂東市の県自然博物館

坂東市の「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」で、海外のものも含めておよそ250種類のコケを集めた企画展が開かれています。

会場には、身近な場所で見られるものや、海外の珍しいものなどおよそ250種類、500点のコケやその標本などが展示されています。
このうち「ヒメツリガネゴケ」の標本は、重力が植物の生育に与える影響を調べるために国際宇宙ステーションで栽培されたもので、今回の展示のために調査を行った北海道大学から借りたということです。
また、栃木県にあるおよそ1500年前の古墳から発見されたコケは、温暖な環境を好む種類で、現在はこの地域では見られないことから、当時の自然環境が今とは異なっていたことを示唆しているということです。
博物館によりますと、最近はコケを観賞することが人気を集めているため自然のコケを無断で採取する行為が問題になっているということで、会場のコケはすべて栽培されたものを使い、栽培の技術も紹介されています。
主任学芸員の鵜沢美穂子さんは、「コケの持つ不思議な魅力に触れていただくとともに、展示を通して自然のコケの大切さも感じてほしい」と話していました。
この企画展は来年の2月6日まで開かれていますが、新型コロナウイルス対策として土日と祝日、そして来年の1月3日はホームページから予約が必要です。