来月から松山市の重信川であゆ漁解禁 園児たちが稚魚を放流

来月から松山市を流れる重信川であゆ漁が解禁されるのを前に、地元の保育園の園児たちがあゆの稚魚を放流しました。

重信川の漁業協同組合では自然環境の保護や子供たちに自然に親しんでもらうために毎年、この時期にあゆの稚魚の放流を行っています。
22日は、松山市の出合橋の近くで、地元の「岡田保育園」の園児、26人が集まり、子どもたちは手に持ったバケツに10センチほどの稚魚を入れてもらいました。
そしてバケツの中からおそるおそるあゆを手で出したりバケツをひっくり返したりして放流していました。
子どもたちが22日放流したおよそ1万匹の稚魚など、重信川の漁協ではことし、あわせておよそ7万匹を放流する予定で、稚魚は秋には20センチほどまで成長するということです。
参加した男の子は「ぬるぬるしていて気持ちよかった。バケツから魚を流すのが楽しかった」と話していました。
重信川のあゆ漁は6月1日から12月31日まで解禁されます。