小説「坂の上の雲」完結50周年企画展

司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の完結50周年にあわせた企画展が松山市で開かれていて、29日から日露戦争で満州軍の総司令官を務めた大山巌の名刺などが初めて公開されています。

松山市の「坂の上の雲ミュージアム」で開かれている企画展は、小説の完結50周年にあわせて、ことし2月から開催されているもので、29日から資料の一部を入れ替えて初公開の5点を含む33点が展示されています。
このうち、初代内閣総理大臣の伊藤博文が式典で着ていた大礼服は、えりや袖にきりの花が金色の糸で刺しゅうされています。
また、日露戦争で満州軍の総司令官を務めた大山巌の名刺や軍医が記した救護活動や死傷者の情報をまとめた資料などが今回、初めて公開されました。
このほか、小説にも登場し日露戦争で活躍した軍人の児玉源太郎が愛用していたたばこ入れなども展示されています。
「坂の上の雲ミュージアム」の上田一樹学芸員は「実物の資料を通して小説の世界も感じてもらいたい」と話していました。
この企画展は資料を入れ替えながら来年2月12日まで開かれています。