四国初の「歴まちカード」 配布開始

歴史的なまち並みが残る都市を紹介する、四国地方で初めての「歴まちカード」が完成し、高松市にある国土交通省四国地方整備局が今月から観光協会や資料館などで配布を始めました。

「歴まちカード」は、歴史的なまち並みを維持する取り組みを進めている自治体を認定する「歴まち」を紹介したカードです。
四国で認定された「歴まち」は、徳島県三好市と愛媛県大洲市、愛媛県内子町、それに高知県佐川町の4つで、国土交通省の四国地方整備局は、今月1日から、これらの市と町のまち並みや集落、伝統行事などを紹介するカードの配布を始めました。
それぞれの自治体にある観光協会や資料館などで希望する人に1人1枚ずつ配布されます。
「歴まちカード」は、平成29年から始まり、これまでに全国29府県の73の市と町のカードが発行されています。
四国地方整備局は、「『歴まちカード』がその土地を訪れるきっかけとなり、歴史的なまちづくりに取り組む都市の魅力を知る機会になればと思います」としています。