愛媛大に食品研究センター開設

愛媛大学は、農学や医学など幅広い分野の知見をいかして食品の健康機能を解明し、機能性食品の開発などに取り組む新たな研究センターを25日開設しました。

新たに愛媛大学に開設されたのは「食品健康機能研究センター」です。
25日は松山市の愛媛大学南加記念ホールで開設の記念式典が行われ、仁科弘重学長が「四国の強みである農林水産などの分野で商品を開発し、地域活性化に貢献したい」とあいさつしました。
大学によりますと、これまでも食品の健康機能に関して農学の分野の観点で研究する別のセンターがあったということですが今回は医学分野など幅広い分野の知見も加えて研究していくということです。
さらに海外の大学や研究機関などとも連携して機能性食品の開発にも取り組む計画で、具体的には今後、インドネシアの大学と協力してスパイスやハーブの機能性を解明した上で、抗アレルギーの効果をもつ商品を開発するとしています。