衆院選 共産・片岡朗氏が愛媛1区に立候補表明

次の衆議院選挙をめぐって、共産党愛媛県常任委員の片岡朗氏が9日、松山市内で記者会見して、愛媛1区から党の公認候補として立候補する意向を表明しました。

この中で、片岡氏は「岸田政権が5年間の軍事費を43兆円としたのは本当に大軍拡で、いまの状況は何としてもストップさせていかなければならない」と述べました。
その上で、「この財源は結局のところ、大増税や社会保障などにしわ寄せがいくことは間違いない。命と暮らしを守り抜く政治に転換を図るために全力を挙げたい」と述べ、次の衆議院選挙で愛媛1区から共産党の公認候補として立候補する意向を表明しました。
片岡氏は、愛知県常滑市出身の63歳。
愛媛県民主医療機関連合会事務局長などを経て現在は党県常任委員を務めています。
おととしの衆議院選挙・愛媛2区や去年の参議院選挙の比例代表にも共産党から立候補しましたが落選しています。
次の衆議院選挙の愛媛1区をめぐっては、自民党が公認候補となる支部長に現職の塩崎彰久氏を決定しているほか、国民民主党の公認候補として元愛媛県議会議員の石井智恵氏が立候補を表明しています。