5類移行で観光地道後温泉のホテルは

新型コロナウイルスの「5類」への移行を受け、道後温泉のホテルでは8日から従業員がマスクを外したり、フロントに設置していたパーテーションを撤去したりする対応を取っています。

道後温泉本館のそばにあるホテル古湧園遥では、これまで従業員に対してマスクの着用を義務づけていましたが、8にちから個人の判断に委ねていてマスクをつけずに宿泊客を迎える従業員の姿も見られました。
また、感染対策としてフロントに設置していたパーテーションも撤去しました。
このほかバイキング形式の食事会場では、客に対し料理を取る際に使い捨て手袋の着用を求めていましたが、8日から希望する客にだけ配付するということです。
一方で、宿泊客に安心して利用してもらうため、ホテルの入り口などには引き続き消毒液や検温器の設置しています。
ホテル古湧園遥の新山富左衛門社長は「接客は笑顔が大切なので、素顔でおもてなしができるようになってうれしい。道後を訪れる多くのお客様の笑顔を見られるのも楽しみだ。体調が優れない場合はマスクを着用するなどの対応を取っていきたい」と話していました。