新居浜 給食無断で食べた調理員を処分

新居浜市にある市立保育園の60代の調理員が園児の給食の一部を、無断で食べていたことがわかり、市は減給の懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは新居浜市の市立保育園に勤務する60代の調理員です。
新居浜市によりますと、この調理員は、おととしから去年12月までのおよそ1年間、園児に向けて作った給食のごはんを無断で食べていたということです。
市のルールでは、料金を払えば、調理員や保育士も給食のおかずを食べることができますが主食のごはんは対象となっておらず、余ったごはんは廃棄していたということです。
この調理員は、園児らに取り分けたあとのごはんを食べていたということで市の聞き取りに対して、調理員は「弁解のしようもなく、深く反省しています」と話しています。
市は減給の懲戒処分とし、きょう付けで依願退職しました。
新居浜市は「長期間にわたり昼食として持参すべき主食の米飯を用意しないで、無断で食べていたことは誠に遺憾だ」と話しています。