夏の訪れ センダンの実 松江

松江城を望む松江市の市街地で、センダンの木が実をつけています。

センダンは九州、四国など暖かい地方に自生する落葉高木で5月頃には紫色の花が咲き、初夏になると楕円形の実をつけ始めます。
松江市では街路樹として市民に親しまれていて、松江城を囲むように流れる堀川沿いでは、水路を通る遊覧船からその姿を見ることが出来ます。
高さは大きいもので10メートルを超え、枝には1センチ程度の小さな実がたくさんつき、梅雨の晴れ間となったこの日は日の光をたっぷりと浴びてつややかに輝いていました。
センダンの実は梅雨の季節にゆっくりと膨らみ、日ざしが強くなる夏には濃い緑色になります。