うその投資話で約1200万円詐取

アプリを通じて知り合った外国人女性を名乗る人物からうその投資話を持ちかけられた松江市の60代の男性がおよそ1200万円をだまし取られ、警察は詐欺事件として捜査するとともに、ネット上で知り合った人からもうけ話を勧められた場合は詐欺を疑うよう呼びかけています。

警察によりますと、松江市の60代の男性は去年8月、アプリを通じて外国人女性を名乗る人物と知り合い、SNSを通じて連絡を取り合うようになりました。
やり取りの中で、「金融アナリストの叔母のデータ通りに運用すれば簡単にお金を増やせる」などのうその投資話を信じてアプリを通じて投資を始め、指定された口座におよそ4万2000円を振り込みました。
後日、運用益として1万4000円の入金があったことから男性は利益が出ていると信じて振り込みを繰り返し、運用益をさらに入金するよう求めましたが「検証金が必要だ」などといわれ応じてもらえず、不審に感じて警察に相談したことで発覚しました。
振り込みは17回にわたり、被害金額はおよそ1200万円にのぼるということです。
警察で詐欺事件として捜査するとともに、SNSやネット上で知り合った人からもうけ話を勧められたり、お金を引き出そうとするとさらにお金を要求されたりした場合などは詐欺を疑って警察に相談するよう呼びかけています。