自民 錦織功政氏 衆議院島根1区支部長の辞表を提出し受理

ことし4月に行われた衆議院島根1区の補欠選挙で落選した自民党の錦織功政氏が、18日、1区の支部長を辞めたいとして県連に辞表を提出し、受理されたことが分かりました。

自民党の錦織氏は、ことし4月に行われた衆議院島根1区の補欠選挙で、立憲民主党の亀井亜紀子氏と議席を争い、政治とカネの問題が大きな逆風となるなか、およそ2万5000票の大差で落選しました。
自民党島根県連によりますと、錦織氏は、18日朝、松江市にある県連を訪れ、一身上の都合を理由に1区の支部長を辞めたいとして辞表を提出したということです。
県連は、午後、県議会議員を集めて常任総務会を開き、本人の意思を尊重し、全会一致で辞表を受理することを承認したということです。
近く、党本部に報告するとしています。
会合のあと取材に応じた県連の絲原徳康 幹事長は、「おととい(16日)、補欠選挙の反省などを総括したばかりで、辞表を受け取るとは夢にも思っておらず驚いた。次の選挙に立候補することはまず考えられないだろう」と話していました。
県連では、補欠選挙の責任をとって細田重雄 会長が退任する意向を示していて、今後、新たな体制で次の衆議院選挙に向けた候補者の選定を進めていく考えです。