松江市議会開会 補正予算案提出 スサマジアリーナ改修費も

松江市の6月定例市議会が、11日開会し、島根スサノオマジックのホームアリーナでもある松江市総合体育館の改修に向けた費用などを盛り込んだ、一般会計の総額で7億6100万円余りの補正予算案などが提出されました。

松江市の6月定例市議会が、11日開会し、一般会計の総額で7億6100万円余りの補正予算案など、合わせて37の議案が提出されました。
補正予算案には、バスケットボールB1島根スサノオマジックのホームアリーナでもある松江市総合体育館について、2年後に再編されるBリーグの基準を満たすため、改修に向けた設計にかかる費用として1億3310万円を盛り込んでいます。
また、高齢者などを対象にした、ことし10月から来年1月までの新型コロナウイルスのワクチン接種の費用を補助する事業に3億6646万円が計上されています。
このほか、松江市が国から温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする取り組みを進める「脱炭素先行地域」に選ばれていることの一環として、松江城の近くを流れる「堀川」を維持管理する作業船の電動化事業に246万円をあてています。
上定市長は、「新しいB1の基準を満たすためにも、松江市総合体育館の改修に向けて着実に取り組んでいきたい」と述べました。
松江市の6月定例市議会は、来月(7月)3日まで行われる予定です。