松江市 総合体育館改修費など7億6100万円余の補正予算案

松江市は、バスケットボールB1・島根スサノオマジックのホームアリーナでもある松江市総合体育館の改修費用などを盛り込んだ、一般会計の総額で7億6100万円余りの補正予算案をまとめました。

上定市長は、4日の定例会見で、6月定例市議会に提出する補正予算案について説明しました。
補正予算案は、一般会計の総額で7億6100万円余りで、このうち、バスケットボールB1・島根スサノオマジックのホームアリーナでもある松江市総合体育館の改修に向け、設計にかかる費用として1億3310万円を盛り込んでいます。
会見で、上定市長は、「島根スサノオマジックは、今シーズンは残念ながらチャンピオンシップには進めなかったが、市として松江市総合体育館の改修の計画を進めることでサポートしていきたい」と述べました。
また、高齢者などを対象にしたことし10月から来年(2025年)1月までの新型コロナのワクチン接種の費用を一部補助する事業に3億6646万円が計上されています。
このほか、松江市が国から温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする取り組みを進める「脱炭素先行地域」に選ばれていることの取り組みの一環として、松江城の近くを流れる「堀川」を維持管理する作業船の電動化事業に246万円をあてています。
松江市の補正予算案は、今月11日から始まる定例市議会に提出されます。