出雲の中学校 給食に約9センチの金属片 

出雲市の中学校の給食から長さ9センチほどの金属片が見つかりました。
市内ではことし3月にも給食への異物の混入が確認されていて、市の教育委員会が原因を調べています。

出雲市教育委員会によりますと、8日、斐川西中学校の給食で出された「おかかあえ」に、針金のような形をした異物が混入しているのを、盛りつけをしていた生徒が見つけました。
異物は長さおよそ9センチ、太さ1ミリほどの金属片で食べた生徒はいませんでした。
給食は「斐川学校給食センター」で調理され、小学校7校と中学校3校、幼稚園6園のほか、2つの教育支援センターであわせて5000食余りが提供されましたが、このほかに異物の混入などは確認されていないということです。
教育委員会が給食センターの調理器具などを点検したところ異常はなく、専門機関に金属片の分析を依頼するとともに原因を調べています。
出雲市内ではことし3月にも、中学校の給食で直径8ミリほどの金属片の混入が確認されています。
出雲市教育委員会の金築健志副教育長は、「児童生徒や保護者の皆さまにご迷惑・ご心配をおかけして申し訳ない」と陳謝し、給食センターでの目視確認を徹底するなどして再発防止に努めるとしています。