足立美術館 大勢の外国人観光客訪れる 安来

大型連休の合間にあたる1日、海外から高い評価を受けている安来市の足立美術館には、国際クルーズ船で寄港した大勢の外国人観光客が訪れました。

国際クルーズ船「ヘリテージ アドベンチャラー」は、1日午前8時前、鳥取県の境港に外国人観光客などおよそ100人を乗せて寄港しました。
このあと、バスに乗り換えて山陰の観光地に向かい、このうち、安来市の足立美術館にはおよそ70人が訪れ、アメリカの専門誌によるランキングで21年連続の1位を獲得した日本庭園を盛んに写真に収めるなどして楽しんでいました。
また、100点あまりが所蔵されている横山大観の日本画も足を止めて鑑賞していました。
イギリスから夫婦で訪れた女性は「初めて日本に来ましたが、とてもすばらしい庭園でした。横山大観の作品も珍しい作風で大変興味深かったです」と話していました。
足立美術館の小澤順事業部長は「コロナ禍前の水準に戻るにはまだ時間がかかると思うが、日本庭園と日本の美術が一度に楽しめる美術館のよさを広く周知していきたい」と話していました。