SNSの投資話で60代女性が2400万円余詐欺被害

SNSを通じて知り合った投資家のアシスタントを名乗る人物などと投資の話をしていた出雲市の60代の女性が、あわせて2400万円あまりをだまし取られ、警察で詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと去年8月、出雲市の60代の女性はSNSを通じて、実在する投資家のアシスタントだと名乗る人物と知り合い、メッセージのやり取りをしていたところ、「金への投資で1か月以内に2倍の利益を得られる。資金の安全性は確保されている」などと投資話を持ちかけられました。
女性はこの話を信用してお金を振り込んだところ、今度は「投資で1000万円の損失が出ている」という話をされたうえ、さらにカスタマーサービスを名乗る業者などから「お金を引き出すには保証金が必要になる」などと言われたことから、あわせて2440万円を振り込んだということです。
その後、ことし2月にお金が返ってこないことを不審に思った女性が警察に相談して被害が発覚したということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともにSNSで知り合った人から投資を勧められたり、短期間で高額の配当をうたった話があったりした場合には1人で判断せず、警察や家族に相談するよう注意を呼びかけています。