「熱中症特別警戒アラート」丸山知事が活用呼びかけ

人の健康に重大な被害が生じるおそれがある暑さが予測された場合に新たに発表される「熱中症特別警戒アラート」のことしの運用が24日から始まる中、丸山知事は熱中症に十分な知識がない子どもたちを守るためにもアラートをいかしてほしいなどとして、これから本格化する暑さへの警戒を呼びかけました。

24日から運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」は、気温や湿度などから算出する「暑さ指数」の予測値がすべての観測地点で35以上となった都道府県を対象に環境省が発表するもので、「人の健康に重大な被害が生じるおそれがある過去に例のない広域的な危険な暑さ」が想定されています。
この「熱中症特別警戒アラート」のことしの運用が24日から始まる中、丸山知事は定例会見で「子どもは熱中症の十分な知識をもっているわけではないので保護者などは子どもの行動を確認するとともにアラートをいかしていくことが大切だ」と述べました。
そのうえで、「最近はこれまでの経験を超える暑さになっているが、自分の経験を過信せずにニュースなどでアラートが出ていないか確認してほしい」と述べて、これから本格化する暑さへの警戒を呼びかけました。