インフルエンザ患者数 5週連続で減少も 大型連休は対策を

県内のインフルエンザの最新の感染状況が発表され、1医療機関あたりの平均の患者数は2.95人と5週連続で減少しました。
新型コロナの患者数も比較的落ち着いていますが、県は大型連休で人の移動が増えることから感染対策に注意してほしいと呼びかけています。

4月21日までの1週間に県内38の指定医療機関から報告された定点把握によりますと、インフルエンザの患者数はあわせて112人で、1医療機関あたりの平均は前の週より0.5人減って2.95人となりました。
平均の患者数が減少するのは5週連続です。
保健所別では出雲保健所管内が5人、浜田保健所管内が3.6人、松江保健所管内が3.4人、益田保健所管内が1.2人、県央保健所管内が1人、雲南保健所管内が0.7人、隠岐保健所管内は0.5人となっています。
一方、新型コロナウイルスの患者数はあわせて133人で、1医療機関あたりの平均は3.5人と、前の週に比べて0.32人増えました。
新型コロナの患者数が比較的落ち着いていることもあわせ、県は「インフルエンザの患者数は減少傾向にあるが、学級閉鎖も起きており、これから大型連休もあるので旅先で感染しないよう対策を続けてほしい」と呼びかけています。