三瓶山で登山客の安全を祈願する山開き 大田

大型連休をはじめ本格的な登山シーズンを前に、大田市の三瓶山で安全を祈願する山開きが行われました。

大田市と飯南町にまたがり6つの峰がつらなる三瓶山には毎年、多くの登山客が訪れ、ふもとの草原「西の原」で関係者が集まって山開きを行いました。
はじめに神職が祝詞をあげたあと、集まった人たちが玉ぐしを奉納し登山客の安全を祈願しました。
大田市によりますと、登山などアウトドアでのレジャーは、“密”を避けられるとしてコロナ禍で人気が高まり、三瓶山周辺の観光客は、去年およそ67万7000人にのぼりました。
山口県周南市から夫婦で訪れた76歳の男性は、「しょっちゅう登って楽しんでいる。高さも手ごろで景色もいい山だ」と話していました。
「三瓶山山開き実行委員会」の児玉賢次会長は、「三瓶の自然と美しさ、どこにも負けないさわやかな空気を満喫してほしい」と話していました。