ガソリン価格179.2円 先週から変わらず横ばい

今週の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり179.2円と先週から変わらず、横ばいとなりました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、15日の時点で、県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり179.2円と先週から変わらず、横ばいとなりました。
原油をめぐってはシリアにあるイランの大使館がイスラエルによるとみられる攻撃を受けたことでの中東情勢の緊迫化や、ロシアの石油関連施設に対するウクライナの無人機攻撃が相次ぐ中で供給への不安が高まって価格の上昇が続いている一方、ガソリンの価格は政府からの補助金によって調整されていて、県内ではことしに入ってから176円台から179円台の幅で推移しています。
また、灯油の店頭価格は18リットルあたり2230円でこちらも横ばいとなりましたが、軽油は1リットルあたり161円と0.1円値下がりしました。
今後の見通しについて石油情報センターは、「原油価格は値上がりが続く一方で政府の補助金が増額されていて、来週は小幅な値動きが見込まれる」としています。