“天国に一番近い里”で約2600本の花桃が見頃 邑南町

邑南町で住民たちが耕作放棄地を活用して育てたおよそ2600本の花桃が見頃を迎え、“天国に一番近い里”として人気を集めています。

邑南町上口羽の川角地区では、15年以上前から住民たちが耕作放棄地の棚田に花桃を植える活動をしています。
今では3ヘクタールほどの範囲におよそ2600本が育っていて、4月上旬から濃いピンクや白い花が咲き始め、見頃を迎えています。
花桃の美しい景観と甘い香りにちなみ、川角地区は“天国に一番近い里”というキャッチコピーでも知られています。
山口県山陽小野田市から夫婦で訪れた65歳の男性は、「まさに“天国に一番近い里”、そのとおりだと思った。来た瞬間、目の前に鮮やかな彩りが広がるすばらしい場所だ」と話していました。
川角地区の花桃は4月14日の週の半ばごろまで楽しめるということです。