島根スサノオマジック CS進出へ 広島との大一番制す 

バスケットボールB1・島根スサノオマジックは、10日、各地区3位以下のチームでチャンピオンシップに進出する2枠を争う「ワイルドカード」で最大のライバルになっている広島ドラゴンフライズにアウェーで勝利し、ゲーム差を「1」に広げて進出圏内の2位をキープしました。

試合前の時点で、島根は、ワイルドカ−ドで2位、広島は勝率で並んで3位で、島根にとっては負ければ順位が入れかわり、チャンピオンシップ進出圏内から転落する重要な一戦になりました。
島根は、前の試合で足を痛めたペリン・ビュフォード選手が欠場するなか、序盤はキャプテンの安藤誓哉選手を中心に流れを引き寄せましたが、第2クオーター、広島の追い上げを受けて、一時、同点にされました。
しかし、津山尚大選手がスリーポイントシュートを中心に連続9得点をあげるなどして突き放すと、その後、一度もリードを許さず70対61で勝利しました。
津山選手は、この試合、今シーズン自己最多になる24得点をあげました。
島根は、成績を30勝21敗に伸ばしてワイルドカード2位をキープし、広島との差を「1」に広げました。
また、ワイルドカード1位の千葉ジェッツが負けたため、千葉との差は「1」に縮んでいます。
残り9試合で、次の試合は今月(4月)13日と14日、同じ西地区の首位で、昨シーズンのチャンピオン、琉球ゴールデンキングスと対戦します。