松江市で今年度女性管理職48人 この10年間で最多に

政府が女性の活躍推進を掲げるなか、女性管理職の登用を進めている松江市では、今年度(2024度)、女性管理職が48人で、この10年間で最も多くなりました。

松江市は、女性活躍の機会を作りまちづくりにいかそうと、再来年度(2026度)末までに管理職に占める女性の割合を30パーセントに引き上げる目標を掲げています。
こうしたなか、今年度の女性管理職は、昨年度(2023度)よりも7人増えて48人になり、この10年で最も多くなったほか、割合も27.7パーセントに上昇しました。
松江市によりますと、政策企画課に新設された地域の問題解決や地域の特徴に応じた振興策などに取り組む「地域政策室」に女性管理職が新たに配置されたということで、今後の施策に女性の視点を反映させていきたいとしています。
松江市人事課は、「今後も女性を含めたすべての職員が活躍できる職場を目指していきたい」としたうえで、目標達成のために今後も女性管理職の登用を積極的に進めていく方針です。
島根県での女性活躍をめぐっては、島根としては初めてになる女性の副知事が今年度から誕生していて、今後、県内での女性の活躍がさらに進んでいくか注目されます。