JR西日本の観光列車「あめつち」 木次線で運行始まる

JR西日本の観光列車「あめつち」の木次線への乗り入れが7日から始まり、乗客は沿線の人たちの出迎えを受けました。

2両編成の観光列車「あめつち」は6年前から山陰本線で運行されていて、7日から木次線への乗り入れが始まりました。
午前9時半ごろ木次線の出発点となる松江市の宍道駅に鮮やかな青色の列車が姿を現すと、鎧姿にふんした地元の有志らに出迎えられました。
このあと春の出雲路を走った「あめつち」が終着駅の奥出雲町の出雲横田駅に到着すると、乗り入れを祝う旗や横断幕を持った多くの人たちの出迎えを受け、ホームでは乗客や地元の人たちが写真を撮ったり手を振ったりしていました。
また駅前の広場には出雲蕎麦や地酒、それにかき氷などを販売する出店が設けられ、にぎわいを見せていました。
大阪から訪れた男性は「木次線をあめつちで乗るのは初めてで沿線の方も手を振ってくれてすごく感動しました」と話していました。
「あめつち」は鳥取県の米子駅と出雲横田駅の間を往復する便が毎月4日程度、運行される予定です。