新型「やくも」6日から導入! 雲連想のテーブルや駅名標も

JR西日本は島根県と岡山県を結ぶ特急「やくも」の新型車両の運行を6日から開始します。
島根県内の駅では、施設の一部がリニューアルされるなど準備が進んでいます。

JR西日本は島根県の出雲市駅から鳥取県の米子駅を経由して岡山駅を結ぶ特急「やくも」の新型車両を6日から順次導入します。
これにあわせて、出雲市駅では待合室がリニューアルされ、「やくも」のシンボルマーク「雲」を連想させる丸みを帯びたテーブルやベンチなどが新たに設置されました。
これらの一部には島根県産の杉が使われ、あわせて30人ほどが座ることができます。
また、テーブルにはライトやコンセントが設置されていて、京都府から観光で訪れた男性は、「雲の形がとてもいい。充電できるのも助かるし、新型車両に乗ってみたくなった」と話していました。
さらに、ホームには新しく駅名の看板「駅名標」が設置され、同じように「雲」のような形をしています。
写真撮影に訪れた地元・出雲市の中学生は、「“新しいやくも”“新しい出雲市駅”みたいな印象を伝えられていい」と話していました。
出雲市駅の島充駅長は、「遠方からも観光に来てもらい、新しい待合室や駅名標を体験してほしい」と話していました。