出雲空港と愛知・中部空港を結ぶ路線 新たに就航

出雲空港と愛知県の中部空港を結ぶ路線が31日、新たに就航しました。

FDA=フジドリームエアラインズは、出雲空港と愛知県・中部空港を結ぶ「中部便」を開設し、31日午後2時半、乗客76人を乗せた最初の機体が出雲空港に到着し、空港消防隊が放水でアーチを作って就航を祝いました。
出雲空港に到着した乗客はさっそく県内の観光地などの目的地に向かって出発しました。
このうち愛知県の60代女性は「団体のツアーに参加していて、これから出雲大社や足立美術館に行きます」と話していました。
「中部便」の就航でビジネスや観光客の利便性向上や、中部空港にはアジアを中心に多くの国際線が乗り入れていることから海外からより多くの観光客の誘致につながることが期待されています。
就航を記念して開かれた式典でFDAの楠瀬俊一 社長は「ぜひ海外のお客様を島根県に呼び込んでもらい、島根県の皆様には海外に行くときにこの便を利用してほしいです」とあいさつしました。
「中部便」は1日1往復運航されるほか、31日からは出雲空港と静岡空港を結ぶ「静岡便」も再開し1日1往復運航されます。