陸上自衛隊出雲駐屯地で「偵察戦闘大隊」の編成式

出雲市にある陸上自衛隊の駐屯地に、偵察と戦闘能力を兼ね備えた「偵察戦闘大隊」が新たに編成され、編成式が行われました。

出雲市にある陸上自衛隊出雲駐屯地には、敵部隊の情報収集や災害時の対応などをする「第13偵察隊」が駐屯していました。
この部隊と岡山県の日本原駐屯地の「第13戦車中隊」が統廃合されて、偵察と戦闘能力を兼ね備えた「第13偵察戦闘大隊」が新たに編成され、出雲駐屯地で編成式が行われました。
式には所属する隊員およそ200人が出席し、中国地方を管轄する陸上自衛隊第13旅団の徳永勝彦 旅団長が、第13偵察戦闘大隊の宗像秀樹 大隊長に新たな部隊の旗を手渡しました。
新たな部隊はおよそ300人規模で、あらゆる偵察場面で敵部隊の情報収集に加えて、状況に応じて戦闘することができるようになるということです。
第13偵察戦闘大隊の宗像 大隊長は、「偵察での情報収集に加えて状況により敵と戦う部隊になるので、地域の防衛に尽力していきたい」と話していました。