松江工業高等専門学校で卒業式と修了式

松江工業高等専門学校の卒業式と修了式が行われ、専門知識を身につけた学生たちが新たな一歩を踏み出しました。

松江高専の5つの学科で5年間学んだ166人の卒業式と、学科のあとに専攻科に進んでさらに2年間学んだ38人の修了式は、松江市で行われました。
学科や専攻科ごとに代表の学生が壇上に上がり、和田清校長から卒業証書や修了証書を受け取りました。
このあと、和田校長が、「社会に出た後も自ら学び続けて、変化に対応することが求められるが夢と高い志を持ち、やるべきことを着実に行い、実り豊かで社会に貢献できる人生を送ることを希望します」とはなむけの言葉を贈りました。
これに対して、卒業生を代表して電子制御工学科の佃結衣さんが、「人生の4分の1を過ごした高専生活は忙しくも充実した5年間でした。4月からそれぞれの道に進み新たな環境で苦労することもあると思うが、学んだ知識や技術、経験を生かして乗り越えていきます」述べました。
式典のあと、学生たちは、式典の看板の横で友人と一緒に写真を撮ったり、思い出話に花を咲かせたりしていました。
大学院に進む女子学生は、「水の処理に関する研究がしたくて進学します。世界中の水環境が良くなるような研究ができたらと思います」と話していました。