体操の内村航平さんが子どもたちを指導 松江

体操の個人総合でオリンピック2連覇を果たした内村航平さんが、松江市でのイベントに参加し、子どもたちを指導しました。

このイベントは松江市内の体操教室が開き、会場の松江市総合体育館に教室に通う子どもたちおよそ130人が集まりました。
内村さんは、子どもたちの床と飛び箱、それに鉄棒の演技を見ながらアドバイスをしていき、側転では「1本の線の上で回るには足をまっすぐ上げることが大事だ」とコツを教えました。
このあとのトークショーでは「練習が好きだった。どんなことでも夢中になって突き詰めることが大事だ」と語りました。
そして、「大きな決断をするとき何で決めたらいいか」という質問には、「自分の気持ちにうそをつかずやりたいようにやる」と答えていました。
最後に、内村さんが鉄棒の演技を披露し離れ技を見せて着地を決めると、子どもたちは歓声を上げていました。
小学1年生の男の子は「鉄棒がすごくうまかったです。内村選手みたいになりたいです」と話し、小学1年生の女の子は「鉄棒しているところがかっこよかったです」と話していました。
内村さんは「きょうのためにきのう3時間練習しました。自分の演技で子どもたちにインパクトを与えることができてよかったです。何かを感じてもらえたらうれしいです」と話していました。