プログラミング言語「Ruby」使いゲーム作りに挑戦 出雲

プログラミングに興味のある若者たちが、松江市在住の技術者が開発して世界的にも広く使われているプログラミング言語「Ruby」を使ってゲーム作りに挑戦する合宿が開かれ、最終日の8日各チームが力作を披露しました。

4泊5日の日程で出雲市で行われた合宿には全国の12歳から24歳の若者あわせて26人が参加し、6チームに分かれてプログラミング言語「Ruby」を使ったゲーム作りに取り組みました。
最終日の8日は、「Ruby」の開発者で松江市在住のまつもとゆきひろさんや、県内8つのIT企業を招いて発表会が行われました。
このうち「ヘルシーアドベンチャー」というゲームは、アボカドなどの食べ物をモチーフにしたキャラクターを操作して敵を倒しながらゴールの「お皿」を目指すというもので、チームのメンバーはプログラミングの知識に差があったものの知っていることを出し合いながら完成にこぎつけたということです。
このほか海洋ゴミの問題に興味をもってもらうためのゲームなど、個性豊かな力作が披露されていました。
広島県から参加した大学2年生の伊藤潤平さんは「『Ruby』に対する理解が深まったほか、チームでのゲーム作りという経験も積めたので、これから就職を考えるうえでよい機会になりました」と話していました。