山口 萩と市の観光協会 “#萩旅” で外国人観光客の誘致へ

山口県萩市と市の観光協会は、「#萩旅」を新たなキャッチコピーに、外国人観光客の誘致に向けた取り組みを進めていくことになりました。

萩市と市の観光協会が合同で開いた会見では、去年(令和5年)、萩市を訪れた観光客は382万人余りで、前の年を上回ったものの、コロナ禍前の令和元年に比べると15%ほど減っていることが説明されました。
このあと、田中市長は、新たなキャッチコピーに「#萩旅」が決まったことを発表し、萩市観光協会の阿川仁海会長が今月(2月)中に特設サイトを設けたうえで、事業者や市民にもSNSなどでの利用を呼びかけることを説明しました。
また、隣接する山口市が、アメリカの新聞大手から「2024年に行くべき52か所」に選ばれたことを受け、観光施設で割引などの優待が受けられる外国人観光客向けの周遊パスの発行や、インバウンドの受け入れに向けた事業者や市民への研修を計画しているということです。
田中市長は、「山口市を中心に7つの市町で広域連携している取り組みを進め、外国人観光客に萩なども周遊してもらいたい」と話しています。